自分が佳きように生きれはいいと思うよ

 大学時代、友人から印象深いフレーズを聞きました。話の前後関係は忘れてしまいましたが、それは
 「狼は走れ、豚は転がれ」
 というものです。元々は「狼は生きろ、豚は死ね」という言葉(そのときは何故か落合信彦のものだと錯覚していたのですが、どうやら映画『白昼の死角』

白昼の死角 [VHS]

白昼の死角 [VHS]

のキャッチフレーズのようです。見たことないけど)があって、それのパロディーのようだったのですが、なかなかいい言葉ではなかろうか、と思いました。
 というのは、聞いたとき、その意味を「自分にあった方法でやればいいじゃん?」と勝手に解釈したからです。狼と豚を比べた場合、狼は優れた者・強者、豚は劣った者・弱者という認識はある程度了解していただけるかと思います。で、私はどちらにあてはまるといえば、まあ、間違いなく豚でしょう。でも、たとえば「走る」という行為からすると、普通、狼が圧勝するでしょうが、もし、下り坂だったら、豚でも勝てるのではないだろうかと・・・。とりあえず狼を下り坂勝負に持ち込む知恵を身につけろってなことだな。抽象的でスイマセン。

 と、ふと思いついて「狼は走れ 豚は転がれ」で検索したら、アニメのルパンのタイトルで同名のものがあったのね・・・。

新・ルパン三世(1) [VHS]

新・ルパン三世(1) [VHS]

機会があったら見てみようと思います。


 自分用メモ。
 差別意識を持つのは、自分の価値観が社会通念の中に落ち込んでいることの証左だから、自分の価値観と社会通念にズレが起こったとき、困ったことになっちゃうかもよ。哲学ってなんだ―自分と社会を知る (岩波ジュニア新書)