今日はばあちゃんの七回忌でした。

 今年の名古屋国際マラソン弘山晴美選手が優勝しましたね。6年前は高橋尚子選手が確か優勝したはずです。なぜこんなことを覚えているかというと、いや、今の時代すぐに調べられるのですが、6年前、ばあちゃんが亡くなって、出棺の時間を待っている間、ぼんやりとテレビで流れているマラソンの中継を見ていたからでした。名古屋国際マラソンと祖母の死が結びつく人間はそうそういないと思います。しかし、全く関係のない二つの事実が自分の中で密接に結びつくことというのは、結構あることじゃないでしょうか。塩素の匂いを嗅ぐと、夏休みの小学校のプールを思い出すとか。ラベンダーの匂いを嗅ぐと、タイムスリップするとか。

 個人的なことを言うと
 ・GLAYの『BELOVED』とか安室奈美恵の『SWEET 19BLUES』を聞くと、浪人時代を思い出す→当時通っていた自動車学校でガンガンに流れていた。
 ・ドラマの『ケイゾク』を見ると留学直前のことを思い出す→その頃レンタルしてまとめて見た。
 ・満開の桜を見ると泣けてくる→なぜだろう?

 個人的な経験は、もちろんなかなか他人とは共有しにくいのですが、出身地がまったく違うけれども、同世代の人間と昔の流行の話で盛り上がれると楽しいですね。同じ空気の中でお互い生きていたことが実感できて。

 さて、2月中は日記を書く機会(まあ、あったけど書く気が起こらなかったというのが真実です)がなく、久しぶりに書いているのですが、生活にちょっとした変化がありました。
 青年海外協力隊に参加することが決まりました(派遣までに問題が起こらなければ)。おそらく今年末か年明けか、中国の大学で日本語を教えにいってきます。一昨年から某社会人スクールの日本語教師養成講座に通い始め、去年の日本語教育能力検定に合格し、今年1月に養成講座を修了し、2月に派遣が決定したのですが、かなり順調に進んで、不安がないというとウソになりますが、まあ、大学卒業してから実に天中殺の日々だったので、たまにはいいことあってもいいでしょ? 新聞社への就職を志し、筆記試験は合格するものの、面接でことごとく砕け散り、Sニチに至っては5次ぐらいまである試験を経て(おそらく)最終面接で落とされたときは正直体が震えたと話せるのも昔のことだから。実は去年もC新聞の最終面接までたどりつくも、お約束のように落とされたわけです。その他、就職以外のことに関してもまだ自分の中で整理しきれていないことがあったりなかったり。まあ、そのおかげで、というかそのせいで、中国に行くことになるわけですけどね。もはや年齢制限からして新聞社への就職は夢に終わりそうですが、人生何が起こるかわかりませんよ。やっと長い厄年も終わって、追い風が吹いてきたみたいだから。


 リアルに私を知る方へツーカーからauに機種変更しました。番号・アドレスの変更はありませんが、スカイメールが使えなくなりましたのでご注意ください。